劇場版 ハイスクール・フリート (ブラッシュアップ版)

 先行公開から悪い意味でちょっと話題になってた後半からの作画の崩れ(作画崩壊というほどでもない)が修正されたということで2回目を見てきました。結果としては初回では「あれ?」と気になった部分が完全になくなってて、特に気にならなかった部分にも結構手が入っている模様。ラストのミケシロあたりにも手が入ってたと思う。たぶん。まあ作画ソムリエでもないのでどこがどうとは詳しく言えないけど全く問題ないレベルかと。ぶっちゃけ公開期間中に修正が間に合うとは思っていなかったので正直すまんかった。

 贅沢を言えばもう少し早く修正されてればよかったかなあ。マイナーアニメの5周目となると地方ではもう上映回数が絞られていて客の入りもそれなりで、せっかくのブラッシュアップ版も見る人がほとんどいないということになってるのが残念。というか自分一人でした。お一人様上映会は気楽だけど、映画館としてはお荷物だろうなあ、と思わなくもなく。

劇場版 ハイスクール・フリート

 今年の映画鑑賞ははいふりからスタート。TV放送とOVAを経て、途中で制作のアイムズが潰れるトラブルもあったり、パチスロに出稼ぎに出たり、アプリゲームが今ひとつメジャーになれなかったりもしながらもついに劇場公開されたはいふりことハイスクール・フリート。ファンとしてはまさに待望の新作。

 内容はいつも通り安心のはいふりなので、本編とOVAを楽しめたなら映画も十分満足できる出来。そうでない人や初見は回れ右。登場人物がいつもより増えてはいるものの、基本的にシロちゃんがメインになっているので、ミケシロモカとそれ以外という扱いでストーリーが混乱することはないかと。そもそものストーリーにツッコミ所があるというのもいつも通りなので細かいことは気にしない方向で。

 キャラクターと艦の両方に見どころがあり、満足度は思っていた以上に高いので都合がつけばもう2,3回は見たいくらい。円盤の作画には修正が入るだろうから発売は先になりそうだし、見られる内に見ておきたい。

 以下個人的な見どころ。

  • 晴風メンバーのわちゃわちゃ文化祭+体育祭
  • ミケシロモカの三角関係
  • お姉ちゃんハリウッドアクション
  • 大和型4艦の浪漫艦隊
  • 晴風単艦特攻
  • High Free Spirits

2019年は映画館で映画を見たという話

 映画はTVかレンタルで見るものであって、最後に映画館に行ったのは一体いつのことか分からないくらいには映画館に行かない人種なんだけど、昨年末に劇場版ラブライブ!サンシャイン!!のCD付前売券を7netで買ったとこから久しぶりに映画館に行って映画を見ることに。丁度時間を取れる&連続して見てみたい作品が続いたことから、なんだかんだで6作9回見てた。普段から映画を見る人からすれば大したことのない数字だけど、自分からすればすごい数字。

 映画館といっても最近主流の大型ショッピングモール併設のシネコンで、初めて利用してみたけど、大きなスクリーンと音響で見る映画はいいものだ。まあ席と近くの客にもよるけど今の所外れはない。スクリーンが近いと迫力はあるけど、首の角度と左右両端への視線移動が大変で、遠いと前の席の客の動きが地味に気になる。どの映画にも最前列中央に座る客がいるけど、どうやって見ているんだろうという素朴な疑問。

「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」

 TV版1,2期の完結編位置。こちらの予想以上にアニメシリーズのストーリーを終わらせにきたことに驚く。TVシリーズから通して見ると問題児1年生3人(+1人)の成長ぶりに泣かされるし、AqoursだけでなくSaint Snowの物語にもなっていて満足度高し。入場特典は狙って2~4、9周目の色紙を回収。

「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」

 ラーメン屋に行ったら期待通りのラーメンが出てきたという批評がおそろしく正しい。TVシリーズのお約束が分かる世代にはがっつりハマる出来。これまでの主題歌の使い方は本当に贅沢で、かかる度に「きた!」という気持ちにさせられる。懐かしさで「doramatic master」のCDを買った。

「スパイダーマン:スパイダーバース」

 スパイダーマンシリーズ作品は見たことなかったけど、ストーリー自体は難しいことはなく、主人公の少年が憧れのヒーローの意志を引き継ぐ物語なので気楽に楽しめた。まあ身も蓋もないことを言うとストーリーよりも映像美がメインかと。それにしてもあのCGはスクリーンで見てこその迫力。

「プロメア」

 今石洋之×中島かずきの組み合わせは見るしかないでしょ。こちらもまたラーメン屋でラーメンが頼んでないけど特盛で出てきて、なんかもうお腹いっぱいになる映画。面白かったしネットでの評判もよかったけどアニメとマイナー作品に厳しい地元ではあっさり上映が終わって、そこからどんどん人気が出てきたという。早めに見に行っておいてよかった。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」

 例の事件の後だったため、行って支援になるのならと直前にTV版をNetflixでまとめて見てから映画館へ。泣かせにくるのは分かっていたのに本当に泣かせられた。2部構成が本当に上手い上に、あの未来ある終わりは素晴らしい。1周目に行ったけど入場特典はもちろん、グッズの物販までも何も残っていなかったのには驚いた。しかたないのでパンフレットは通販で購入することに。

「ジョーカー」

 バットマンシリーズもまた全然見ていないんだけど、PVの時点でこれは見ておきたいという直感が働いたので。結果としては別にシリーズを見ていなくてもOK。見る側の人間性を試される傑作だったかと。まあ色々と考えてしまうなあれは。

 

 見たいとは思っていたけど、時間が取れなくて見れなかったのが「アリータ:バトル・エンジェル」。近場の劇場では公開がなかったのが「蒼穹のファフナーTHE BEYOND」「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」。

 2020年は「劇場版ハイスクール・フリート」を見る予定。後は未定。