「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」アニメ 9話 雑感

 初期は部外者のおねーさん位置だった果林さん。エマのために行動してストーリーには関わってくるものの、入部は引っ張るだろうなーと思っていたら全くそんなことはなく、厳しいところはあるものの面倒見のいいおねーさん位置へ。そこからポンコツキャラ、言動が残念なキャラにされるかというとこれもまたそんなことはなく、スクスタとは別人レベルのキャラになったものの、これが本当の果林さんだと推しからは好評を得ていた印象。

 校内外からの認知もそれなりに広まってきたスクールアイドル同好会。より活動の幅を広げることを考えていたところに、東雲学院の遥と藤黄学園の姫乃から野外音楽イベント「Diver Fes」への出演の誘いを受ける。ただし割り当ての都合で出演できるのは一人だけであり、その一人を選ぶことに互いを気にかける同好会のメンバーに果林は正しくも厳しいことを口にする──。

 1話から続いてきた個人回も今回の果林でラスト。一つの締めということで舞台は大きくフェスイベントで観客は3000人。そしてそのステージに立つの誰、ということでニジガクのテーマである全員ソロアイドル、そのメンバーの中から一人を選ぶというネタはいつかくるだろうとは思っていたけど、果林個人回でもってくるとはちょっと思ってなかった。普通にエマ回の返しくらいでエマかりやるのかなと。そこからさらにたった一人でステージに立つ者の心境、弱った感情の吐露、応援してくれる仲間の存在まできっちり入れてくる上手さよ。その内容が前回のしずく回に続いて今回もキャストの心情に触れることになり、キャストのTLもまた盛り上がっていた模様。果林個人回ではあるものの、6話と同じくメンバー全員がストーリーに関わって、「仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間」をきっちり描き切った良い回だったかと。それにしてもフェスをここで使ってきたということは同好会ライブを最後に持ってきそうだし、客席からステージを意味深に見ていた侑ちゃんの動向も気になるところ。さてどうなる。

 あと今回事あるごとに煽りに来る役として出番の多かった藤黄の姫乃ちゃんは果林さんと一体どんな因縁があるのかと思っていたら、ただの熱い推しだったのには笑った。これを知ってから改めて見直すと、姫乃ちゃんが画面に出てくる度に面白いことになる(笑。厚意もあったけどほぼ好意だったというオチ。

 その他個人的ポイント。

  • せつ菜々。
  • ゆうぽむせつでODAIBAゲーマーズデート。
  • 今度は版権許可取ってそうなスクールアイドルグッズ。
  • 東雲と藤黄だけで他校はない。
  • 藤黄は1週目衣装。
  • farza!
  • 藤黄のカットにいたのは隼、涼、優香?
  • 次回の直前放送(収録)のゲストはみゆたん。