「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」アニメ 6話 雑感

 スクフェスの新プロジェクトPDPで公開された天王寺璃奈のキャラクターの当時の感想としては、ボードを使って素顔を見せない設定に「そんな変なキャラ付けして大丈夫なの?」とかそんな感じだったかと。最初期の投票では上位だったものの以降は低順位安定で、ボードは4コマではネタにはされてはいても、それ以外のところでは生かしている感はなくて、エマと並んでビリスタ最多であることからまあ察しというか。そんな璃奈と璃奈ちゃんボードをどう扱うのか期待される6話。

 愛たちと遊びに来ていたジョイポリスでクラスメイトたちに出会う璃奈。以前誘おうとしてできなかった彼女たちからここでスクールアイドルのライブが行われていることを知り、自分も参加することを決意する。急な参加にも関わらずメンバー全員のバックアップを受けて準備は順調に見えていたものの、ふとガラスに映った自分の顔を見てその無表情さは何も変わっていないことに気づく──。

 まさかあの璃奈ちゃんボードで泣かされるとは思わなかったわ。アニメでは今回初めて登場することになった璃奈ちゃんボードを最高の形で使ってきた。過去の失敗からの踏み出せなさ、自分は変われるはずだ、それでも気持ちとは別にある現実という青春ドラマと、みんなの応援を受けてステージに立つ、ファンの前に立つというアイドルドラマが組み合って、スクールアイドルの璃奈のドラマとして最高の一話だったかと。その上であの璃奈ちゃんボードを装着する違和感を、バーチャルキャラクターの現実化という設定でカバーするとか璃奈ちゃんボードの扱いまで上手すぎる。そしてステージ床に映るボードの笑顔への変化、ライブ中にボードの横から一瞬見える口元など細かな演出が本当に素晴らしい。

 そして次回は彼方回。彼方もまた転入生や奨学生の微妙に生かし切れてない設定があるし、さらに妹の遥ちゃんも登場してきてさてどうなる。

 その他個人的ポイント。

  • ドキピポからの歌詞引用。
  • いろは、きょうこ、あさきのニジガク版ひふみ。
  • 今回の侑ちゃんジャージは普通。
  • かすみんとしず子の1年生レッスン。
  • かすみんは果林さんのいじり役兼いじられ役。
  • せっつー、校外では奈々モード。
  • ステージ登場SEがロボ。
  • 次回の直前生放送のゲストはちぇみー。