「にじよん」の単行本化が決定ということで、なんとなくミヤコヒトさんの「ルルメイト」を読み直したくなったので本棚から引っ張り出してきた。
コミックアライブの内部雑誌企画から始まったコミックキューンの初期を支えた一作で、部員一名ずつの演劇部、書道部、漫研、軽音の部室共有から始まる女子高生ゆるライフ4コマ。まるっこい絵柄とゆるいノリととりとめのない会話とあとちょっと百合、キャラは天然、金髪少女、ツンデレ、ボケと色々ときらら作品のいいとこ取りな感はあるけど、二番煎じ感はないのは本人の作風か。この作風は変わらず「にじよん」に受け継がれているので、主人公たちの隣の部室がスクールアイドル同好会でも違和感ないくらいにはそのままの空気。「にじよん」が好きな人なら問題なくオススメできる。全2巻と短いのでまとめて買っても大丈夫。
しかしまあ改めて読むと良くも悪くも押しは強くないので、今も昔も群雄割拠のきららか今の押しの強さしかないキューンだったら埋もれてたかもなあと思わなくもない。
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF06000007010000_68/