劇場版 ハイスクール・フリート Blu-ray&DVD発売決定

 冬に公開された劇場版はいふりのBDが10月28日に発売決定。円盤の発売についてはブラッシュアップ版からさらに手を入れてくるだろうし、作品的にも優先度は低いだろうし、関連情報もアプリ終了くらいしかないし、さらに最近の状況だと年内は厳しいかと思っていたら普通に10月にきた。今回も色々店舗特典があるようだしOVAと同じくアニプレ+で買うかな。

放課後ていぼう日誌 放送再開のお知らせ

 コロナの影響で延期していた「放課後ていぼう日誌」が7月より再開が決定。まるっと1クール移動&再度1話からの放送になったので先の3話までは先行公開で、7月より本公開という気持ちで見るのが正解か。プライムビデオなどの配信は4話以降を放送に合わせて配信とのこと。それまでにアニメとコミックを見直しておこう。

ローリング☆ガールズ Blu-ray BOX発売決定

 放送から5年、コアなファンを持つロードムービーアニメ「ローリング☆ガールズ」がBD-BOX化決定とのこと。昨日のニコニコでの一挙放送は自粛期間中への対応かと思っていたらこっちの発表がメインだったか。内容は割と実況向けだし、当時のニコニコでも盛り上がっていた記憶。設定が独特すぎて評価は割れていたけど、好きな人にはすごい刺さる作品かと。さらに主演声優たちによるブルーハーツのカバーが見事にハマっていてカバーCDは本当にリピートできる名盤。BOXでは新たにカバー曲を収録ということで、これも含めてこのBOXは買える。買う。

小坂泰之「放課後ていぼう日誌」

 今期アニメとして3話まで放送配信されたものの、コロナ騒動の影響で4話以降の予定が完全に未定となり再開まで待ちきれなかったので単行本既刊6巻までまとめて買ってきた。1巻のみKindleでプライム対象だったのでこちらで試し読みしてからの購入。結果から言うと大当たり。

 ストーリーは割とオーソドックスで、主人公が周りの人間の影響で実際に体験していく内にどんどんハマっていくというタイプ。素人の各種体験、初心者向けのHOW TO要素、熊本芦北(劇中名熊元芦方)の自然風景、その場での締めと調理と食事、業界のルールとマナーなどなど、これらが物語の中にきっちり組み込まれていて、主人公の体験と感情を丁寧に描かれているだけに読む側が初心者であるほど面白い。実際読んでいる間は画像検索を開きっぱなしになるくらい。魚や仕掛けを画像検索で、土地をGoogle Mapで合わせて見るという楽しみ方もいいのではないかと。要素は別とはいえ「ゆるキャン」のノリと空気に近いものがあるので、そちらが好きな人にはおすすめ。

 それにしても先行して原作を読んでしまうと余計にアニメの早い再開に期待してしまう。アニメだと4巻のキス釣りあたりまでやる感じかな。夏にやってくれれば劇中の季節と合ってくるけどさてどうなる。

BLACKFOX

 公開当時気になっていたけど、上映館が少なすぎて見ることのできなかったBLACKFOXがいつの間にかNetflixにラインナップされていたので視聴。科学者の父親と忍者の祖父を同時に失った主人公が祖父の意思を継いで忍者となって敵討ちを目指すお話で、仲間は父親から受け継いだアニマルドローン3体と訳ありげな幼い同居人、調査の途中で出会った少女は敵の一人であるサイキック使いで、となかなかに要素は多め。実際にそれらを活かして盛り上がりはするものの、実質第1部完!で終わるのを良しとできるかどうかで評価は割れるかと。エピソードとしてはまとまっているだけに続きがないのが惜しまれる。

 構成から察するに元は1クールの企画を劇場用に再構成して、興行成績がよければ後半を、という考えがあったのかも。探偵事務所の所長なんか本当はそれなりに使う予定があったと思われるキャラだったしなあ。同居人の活躍のタイミングなんかも。

 物語はまだ途中ではあるけど、キャラクターや素材、アクションなどはどれも悪くはないし、主人公と同居人、サイキック少女たちの関係性についても想像の余地が多大にあるので、「プリンセス・プリンシパル」あたりのキャラとエピソードが好きな人には結構おすすめ。

 余談として実写版は同設定の時代劇だとか。邦キチ担当なので内容はまあ察し。

オルタード・カーボン: リスリーブド

 海外のSF小説「タケシ・コヴァッチ・シリーズ」を原作としたTVドラマ「オルタード・カーボン」からの派生アニメ、らしいけど見たことないので詳しいところは不明。PVでヤクザとニンジャがサイバーパンクシティでドンパチしてザッケンナコラーとかやってたらそりゃオーバーシーニンジャスレイヤーかと思うわ。思ったので釣られてみた。結果としてはSFヤクザVシネマ。濡れ場があったら完全にVシネ。原作を知っていればより楽しめるんだろうけど、知らなくても難しいことはやってないので雰囲気とアクションだけでも十分に楽しめる。あと思ってたほどサイバネ感は強くないのでSFハードルは低いかと。乱闘ポン刀チャカステゴロケジメ案件のVシネマ感覚で楽しめる一作。

劇場版 ハイスクール・フリート (ブラッシュアップ版)

 先行公開から悪い意味でちょっと話題になってた後半からの作画の崩れ(作画崩壊というほどでもない)が修正されたということで2回目を見てきました。結果としては初回では「あれ?」と気になった部分が完全になくなってて、特に気にならなかった部分にも結構手が入っている模様。ラストのミケシロあたりにも手が入ってたと思う。たぶん。まあ作画ソムリエでもないのでどこがどうとは詳しく言えないけど全く問題ないレベルかと。ぶっちゃけ公開期間中に修正が間に合うとは思っていなかったので正直すまんかった。

 贅沢を言えばもう少し早く修正されてればよかったかなあ。マイナーアニメの5周目となると地方ではもう上映回数が絞られていて客の入りもそれなりで、せっかくのブラッシュアップ版も見る人がほとんどいないということになってるのが残念。というか自分一人でした。お一人様上映会は気楽だけど、映画館としてはお荷物だろうなあ、と思わなくもなく。

劇場版 ハイスクール・フリート

 今年の映画鑑賞ははいふりからスタート。TV放送とOVAを経て、途中で制作のアイムズが潰れるトラブルもあったり、パチスロに出稼ぎに出たり、アプリゲームが今ひとつメジャーになれなかったりもしながらもついに劇場公開されたはいふりことハイスクール・フリート。ファンとしてはまさに待望の新作。

 内容はいつも通り安心のはいふりなので、本編とOVAを楽しめたなら映画も十分満足できる出来。そうでない人や初見は回れ右。登場人物がいつもより増えてはいるものの、基本的にシロちゃんがメインになっているので、ミケシロモカとそれ以外という扱いでストーリーが混乱することはないかと。そもそものストーリーにツッコミ所があるというのもいつも通りなので細かいことは気にしない方向で。

 キャラクターと艦の両方に見どころがあり、満足度は思っていた以上に高いので都合がつけばもう2,3回は見たいくらい。円盤の作画には修正が入るだろうから発売は先になりそうだし、見られる内に見ておきたい。

 以下個人的な見どころ。

  • 晴風メンバーのわちゃわちゃ文化祭+体育祭
  • ミケシロモカの三角関係
  • お姉ちゃんハリウッドアクション
  • 大和型4艦の浪漫艦隊
  • 晴風単艦特攻
  • High Free Spirits