現在、虹ヶ咲が再放送中ですが、こぼれ話を一つ。
— 河村 智之 (@mimulan25) June 6, 2023
虹ヶ咲1期の未使用曲「2つのヴァイオリンのためのソナタ」は元々11話のラストシーンで使用される予定でしたが、実際にはめてみたら刃傷沙汰が起こりそうなホラー味が出てしまったので、現状の曲に差し替えました。#虹ヶ咲
大西さんの芝居も作画も想像以上に気合が入っていたので、
— 河村 智之 (@mimulan25) June 6, 2023
激情を煽る劇伴よりは、
歩夢の不安に寄り添う劇伴のほうが相応しいと判断しました。
結果、使いどころを見失って未使用曲になってしまったのは、
遠藤さんに申し訳なかったですね…。
栞子は姉に憧れていたので、歌の嗜好が同年代の子よりも前の世代のものになるじゃないか、と考えました。tofubeatsさんは現代的でありながら、どこかノスタルジックなメロディをかく方だったので、その点で理想のクリエイターだったわけです。当時デモを聞いて最高だー、となりました。#虹ヶ咲 pic.twitter.com/ct0J8f8u2v
— 河村 智之 (@mimulan25) June 20, 2023
そもそも無表情で女の子が踊るのって結構好きなんですよね。欅坂とか、オドループみたいな。ダンスで少しオマージュしてますが、winkもそのイメージでした。
— 河村 智之 (@mimulan25) June 20, 2023
おいしいものはシェアする、と言ってるけど紫苑バーガーはミア1人で食べてたじゃん!というギャグでしたが…週を跨いだために分かりづらすぎましたね…。アメリカ産まれのミアだけは見た目のケバい食べ物にも抵抗なかった、という意図でした。#虹ヶ咲
— 河村 智之 (@mimulan25) June 21, 2023
もちろん、みんなで食べたけどミアが食べるのが遅かった、とかミアが2個食べてたんだよ、とかの解釈もありです。自分が何を言おうと画面に映ったものが全てです。
— 河村 智之 (@mimulan25) June 21, 2023
虹ヶ咲で意識していたのは、キャラクターの感情のピークと物語のピークが合わさって歌が流れるという構成でした。ロボットアニメでいう必殺技BANKのイメージが近いかもしれません。#虹ヶ咲
— 河村 智之 (@mimulan25) June 22, 2023
ただ、ミア回はこれがずれていて、ミアが踏み出すことでPVが流れますが、物語のピークはその後のランジュの説得にあるので、脚本と劇伴で盛り上げ方のタイミングをすごく悩んだ覚えがあります。
— 河村 智之 (@mimulan25) June 22, 2023
というわけで本日6/23、OVAが劇場先行公開となります。
— 河村 智之 (@mimulan25) June 22, 2023
本来、制作者が作品について解説するのは解釈を狭めるので、好ましくないと思いますが、少しでも宣伝になればと思い呟いてました。
一応、本筋に絡む事は避けてるつもりでしたが、TVシリーズに言及するのはいったんここまでにします。